加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症(おうはんへんせいしょう)とは

50歳以上に起こり
やすい網膜の病気

 

  

そもそも加齢黄斑変性症とは


50歳以上に起こりやすい視覚障害のひとつ、加齢黄斑変性症
は、もを見るのに大事な黄斑(おうはん)という部分が傷む病気。

欧米人に多く日本人にはなじみが薄かったが、食生活の変化が
もたらしたのか、国内に43万人もの患者がいるようになった。


黄斑とは?

目をカメラにたとえると、水晶体はレンズ、網膜はフィルムの役割を果たします。

網膜の中でも視細胞(しさいぼう)が集中する重要部分が黄斑なのです。(右図参照)

この黄斑部分が、加齢にともなっていろいろな異常をきたします。

これを加齢黄斑変性症といい、視野の中心が暗く見えたり、ゆがんで見えたりします。


黄斑の中心は中心窩(ちゅうしんか)と呼び、ここに異常があるとさらに視力の低下が
生じます。


最初は、片方の目だけに出やすく、症状に気づかないまま進行してしまう恐れがあります。


なんと喫煙者は発病数が5倍!


日本で増えている原因は、生活の欧米化を指摘する意見も多い。

危険因子として高血圧や喫煙、紫外線を多く浴びる、ビタミンや亜鉛の不足などを

指摘されているが、最も危惧されるのは、喫煙だった。

男女比は、男性2.4対女性1である。

喫煙者は非喫煙者に比べて加齢黄斑変性症の人が約5倍多い。


滲出型(しんしゅつがた)の治療方法

PDTハンドブック
加齢黄斑変性症の中でも、網膜の外側にある脈絡膜から新しい
血管が出てくる「滲出型」は、新生血管から血液成分が漏れたり
敗れて出血したりして視力低下を起こす。

PDT(光線力学的治療法)は、光に反応する薬を使った新しい治療法です。

まず、薬を腕から静脈に注射し、網膜の新生血管に薬が届いたところで、そこに弱いレーザーを照射し、薬が活性化して新生血管を閉塞(へいそく)させます。

それまでは新生血管がある場合、レーザーで焼き固めるという
レーザー光凝固術という治療方法が使われていました。

しかし、この方法は「正常な細胞組織に損傷を与える恐れがあるので黄斑の中心に新生血管がある場合は使えなかった。

PDTを受けられる医療機関

眼科専門医でつくる「眼科PDT研究会」によれば、PDTは学会認定の講習を受けた眼科専門医が
実施します。

眼科PDT研究会サイト


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