パソコンで腱鞘炎になったらキネシオテープを使ってみよう

パソコンで腱鞘炎になったら!

腱鞘炎を治療するには
腱を休ませるのがベスト


仕事を休めないことが多い。
だったら、キネシオテーピングを試してみよう

  

そもそも腱鞘炎とは

関節を動かしているのは筋肉ですが、筋肉の両端が骨に固定されるところ
を腱といいます。

腱鞘(けんしょう)とは腱を包んでいる鞘(さや)のことで、中に滑液と言う油の
様なものがあり、腱を滑り易くしています。

腱は要所要所のポイントで、この腱鞘を通り抜け、抵抗なく効率よく滑走し、
指の屈伸が行なわれます。

しかし、何らかの原因で腱鞘が炎症を起こし、腱が腱鞘内をスムーズに通過
出来なくなった状態を、狭窄性腱鞘炎(きょうさくせいけんしょうえん)と言います。

伸筋腱(指を伸ばす腱)の代表的な狭窄性腱鞘炎にはドゥケルバン腱鞘炎と
いうのがあり、屈筋腱(指を曲げる腱)の代表的な狭窄性腱鞘炎にはバネ指があります。


キネシオテープで腱鞘炎を予防

キネシオテープって知ってますか?
正式名称はキネシオテックスといい、縦方向に30%〜40%ほど伸長するように
設計されており、この伸長程度は人間の皮膚の伸縮性に近似しています。

そして、身体の“重さ”や“圧迫”を認知する感覚を刺激しないように
人間の表皮の厚さに近似しています。
        
つまり、正しく貼られた場合テープが皮膚の上にあることを意識しなくなるのです。
そうすることで、人間の自然治癒力を助ける働きをするんです。

処方は体に貼るだけですので、とても簡単です。

それゆえ、貼り方が大きなポイントになります。
 
コツは、テープは伸ばさず、筋肉(皮膚)の方を伸ばして
貼ります。

テープを走らす方向は、筋肉の流れと同じ方向。

この基本を覚えておけばOK。

ちょっと慣れれば、誰にでも簡単に貼ることが出来ます。

背中などの手がまわらない所でなければ、人の手を借りなくても
一人で大丈夫です。



ドゥケルバン腱鞘炎 と ばね指

ドゥケルバン腱鞘炎とは
手首における代表的な伸筋腱炎の一つ。

長母指外転筋腱と短母指伸筋腱が橈骨茎状突起部(とうこつ
けいじようとつきぶ:つまり手首の親指側のこと)で狭窄(きょうさく)
された状態です。

手首などの使い過ぎが原因で、指を酷使する職業の人(最近では
パソコン使用者など)によく認められます。

中には、軽微な外傷(打撲や捻挫など)や妊娠、出産をきっかけ
として発生する症例もあります。

また、時にガングリオン(腱を包んでいる腱しょうや、関節を包んで
いる関節包が風船のようにふくらむ良性の腫瘤(しこり)のこと)など
の腫瘍によって伸筋腱が圧迫されて起こる場合もあります。

症状は手首の痛みと腫れ。

痛みは物を摘んだり、握ったりすると増強します。

治療は痛みの誘因となった作業や運動を控えて、短期間の
非ステロイド系抗炎症剤を処方し、リハビリテーションとして温熱
療法や手首のストレッチを行います。

でも、手などは普段の生活でも動かさなければならないので、
なかなか治療も出来ないのが実情ですね。


バネ指とは
指の屈筋腱に起こる腱鞘炎で、靭帯性腱鞘が屈筋腱を圧迫したため
に生じます。

発生部位は母指が最も多く、3指、4指の順となります。

名称(バネ指)の由来は、引っかかった指を無理に伸ばそうとすると、
まるでバネの現象のように、ビヨーンと伸びるのでバネ指と称されるように
なりました。

この症状は中高年者に多く見られ、慢性的な機械的刺激(使い過ぎ)が原因
と思われますが、体質的な要因も大きく関与していると考えられています。

症状は指の付け根の痛みと運動障害です。


パソコンによる腱鞘炎対策

姿勢の悪い状態で長時間パソコンを操作していると、手首の骨が開いて平らな状態になりがちです。

このような状態が続くと神経が圧迫されて腱鞘炎を引き起こしやすくなります。

手首にクッションを敷いたりして手首を反らないようにしたり、椅子の高さを調節して手首に負担がかからないようにしてあげるのも腱鞘炎を予防する方法のひとつです。

手首の筋肉は肘の周りから手首の周りについているので、手首を動かしている筋肉の筋腹は前腕が疲れて緊張することが原因で痛みを発生します。

応急的な治療法はこの部分の硬くなっているところを探し出し、
手首を反らせて痛い場合は腕の背の面(外側)を、手首を逆に曲げて痛い場合は腕の前の面(内側)に痛いところを探します。

そして、痛いところを手首の方から肘の方向に向かってストレッチとマッサージしてみてください。

暖めるのもいいでしょう。

正しい姿勢を保つことで肩の関節に負担がかかるのを防ぎます。

背筋を伸ばして顎を引いた姿勢を保ち習慣にすることで、美しい姿勢をつくり、猫背を改善し、腱鞘炎も防ぐことが出来ます。

また、正しい姿勢を保つことで、眼精疲労の軽減にも繋がってきます。




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